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省エネ
省エネサッシ

省エネサッシ

最も効果的な省エネは断熱性と気密性を高めること。
開口部である窓やドアは熱の出入りの大きい部位です。
その熱の損失を抑えることは住宅の断熱性、気密性を高める上で大変重要であり、省エネ化にもつながります。
ちなみに、冬の暖房時の熱が窓から流失する割合は約50%、また、夏の冷房時(昼)に窓から熱が入る割合は約70%といわれています。

夏冬の窓から流入出する割合

こうした熱の損失を抑えるためには、複層ガラス(ペアガラス)や断熱サッシを積極的に活用することが必要です。一般に断熱サッシといわれるものは窓枠材の材質によってアルミ製、樹脂製、木製の3種類に大別されます。

アルミサッシ

最も普及しているサッシです。加工が容易で気密性、耐久性に優れています。ただ、熱を伝えやすく結露を生じやすいという欠点があります。それを解決するために複層ガラスが使用されています。

樹脂サッシ

塩ビ樹脂を材料とするサッシです。遮音性・断熱性に優れ、結露防止も図れるサッシです。

アルミ樹脂複合サッシ

サッシの室外側がアルミ、室内側が樹脂のサッシです。
熱伝導率が高く結露しやすいアルミの欠点を熱伝導率の低い樹脂が補ったサッシです。

木製サッシ

耐久性の面やアルミサッシの普及により激減しましたが、最近は木の良さが見直されているサッシです。

日本のサッシの材質別普及率は次のとおりです。(H24.3現在 樹脂工業会HPより)
 アルミサッシ 62%
 アルミ樹脂複合サッシ 30%
 樹脂サッシ 7%
 木製サッシ 1%

断熱性能の面からアルミサッシ、アルミ樹脂複合サッシ、樹脂サッシをみると、アルミ→アルミ樹脂複合→樹脂の順に高くなります。樹脂サッシが断熱性能の面から最も優れています。
欧米(ドイツなど)や韓国、中国等では樹脂サッシが主流となっていますが、日本では、すでにアルミサッシが広く普及していることや、樹脂サッシの価格が高いことなどから、普及率は1割以下にとどまっています。
ただ、北海道や東北などの寒冷地では断熱性能の高い樹脂サッシが主流になりつつあります。

アルミ樹脂複合サッシ、樹脂サッシを製造販売している代表的な会社は以下のとおりです。
[サッシメーカー] アルミ樹脂複合サッシ:AGCグラスプロダクツ、三協アルミ、LIXIL、YKKAP
樹脂サッシ:エクセルシャノン、オスモ&エーテル、三協アルミ、セイキ販売、大信工業、LIXIL、YKKAP

また、上記で紹介しました会社のうち、主な会社の製品を掲載しました。

省エネサッシ 製品例

アルミ樹脂複合サッシ
メーカー 製品名 規格・仕様 基本性能
ガラス仕様 断熱性 熱貫流率
(W/㎡・K)
耐風圧性 気密性 水密性 遮音性
三協アルミ アルジオ
引違い窓 2枚建
1690 1175 Low-E複層ガラス(G16以上) 2.15 S-4等級 A-4
等級
W-5等級 住宅性能表示
等級2/等級3
LIXIL サーモスⅡ-H 引違い窓 2枚建 1640 1170 高断熱複層ガラス (G16以上) 2.15 S-3(160)
等級
A-4(2)
等級
W-4(35)
等級
住宅性能表示
等級2/等級3
YKKAP APW310 引違い窓 2枚建 1690 1170 Low-E複層ガラス(G16以上) 2.15 S-3等級 A-4等級 W-4等級 住宅性能表示
等級2
樹脂サッシ
メーカー 製品名 規格・仕様 基本性能
ガラス仕様 断熱性 熱貫流率
(W/㎡・K)
耐風圧性 気密性 水密性 遮音性
エクセルシャノン シャノンウインドⅡ-S
引違い窓 2枚建(ホワイト)
1690 1170 Low-E複層ガラス H-5等級 1.50
(高1370)
S-2等級 A-4等級 W-4等級 住宅性能表示
等級3
三協アルミ スマージュ
引違い窓 2枚建(ホワイト)
1690 1170 Low-E複層ガラス(ガス入り) 1.40 S-3等級 A-4等級 W-4等級 住宅性能表示
等級2
LIXIL エルスターS
引違い窓 2枚建
1690 1170 Low-E複層ガラス(ガス入り) 1.30 S-3(160)
等級
A-4(2)
等級
W-4(35)
等級
住宅性能表示
等級2/等級3
YKKAP APW330
引違い窓 2枚建(ホワイト)
1690 1170 Low-E複層ガラス(G12以上) 1.90 S-3(2)等級 A-4等級 W-4等級 住宅性能表示
等級2/等級3

詳しい内容については『積算資料ポケット版住宅建築編リフォーム編』に掲載していますのでご参照ください。

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