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木製建具工事

木製建具工事

木製建具は、基本的に木材で作った建具(戸・ドア・扉)のことで、主に家の内部の仕切り部分に用いられます。開閉方式は、引戸タイプ、開戸タイプ、折戸タイプなどに分かれます。
木製建具は種類が多いのですが、洋間が増えた昨今の住宅では、化粧合板で表面を仕上げたフラッシュ戸の使用頻度が高くなっています。フラッシュ戸は、骨組みの両面に合板(ベニヤ板)などを接着したドアのことをいい、ガラスをはめ込んだものや下部に換気用のガラリをはめ込んだものなどもあります。

フラッシュ戸のいろいろ

フラッシュ戸のほか、「框(かまち)」と呼ばれる幅広の木材で戸の周囲の枠組みを作り、中央の板材を挟む構造の框戸や、和室に使われる襖や障子も木製建具の仲間です。框戸は堅牢で丈夫なので、居間などの開け閉めの多い部分にうってつけの建具です。

框戸の種類

見積書の見方

名称 規格・仕様 数量 単位 単価 金額
WD-1
片引きフラッシュ戸
W790×H2200mm シナ合板
材料費
1 カ所 37,600 37,600
木製建具取付費 手間 1   86,000

木製建具工事の見積書には、名称欄にWD1やWD2などの符号が書かれています。WDは木製戸を表しており、1は図面の中の設置箇所を指しています。S(SJと記す場合もある)は障子戸、Fは襖、ADはアルミ戸、AGはアルミ製ガラリ、SDは鋼製戸、WFは戸襖を表します。なお、設計者によっては、符号が若干異なることもありますので、設計図書にある建具表を確認するなどして、符号の内容を調べてください。
また、木製建具一覧表には、図面(姿図)を載せることもあり、図面を見れば、その形状や、サイズについての詳細、取っ手(ドアハンドル、引手)や錠など金物類についても分かるようになっています。

木製建具で「既製品」との注記がないものは、注文品となります。注文品とは、対象の住宅のために建具店、表具店などが注文を請けて製作するものです。注文を請けるのは建具だけですから、敷居、鴨居や建具枠は木工事で扱うことになります。取付け(吊込み)、高さや水平などの納まり、付属品の取付けや調整などは、建具店や表具店が行います。見積書の木製建具取付費はこの建具店や表具店が行う取付調整費用のことです。

木製建具工事の見積金額には、付属品のドアハンドルや錠前などの金物価格が含まれています。これらはドアや戸を現場で取り付ける際に必ず必要となるものですが、あらかじめ、どのメーカーのどの品番を使うかを決めておきます。

建具金物にはさまざまな種類があり、その機能はもちろんのこと建具のデザインにおいても重要な役割を果たします。開戸にはドアハンドル、錠前、丁番、ドアクローザ、ヒンジといった金具が用いられます。ドアハンドルは建具金物の中でもデザイン性や機能性が求められるものです。現在は、操作にあまり力が必要ないレバーハンドルが多く用いられています。錠前にも締まり機能の種類によっていくつかに分類されますが、建具を設置する場所によって最適なものを選んで使いましょう。丁番は開戸と枠をつないで扉を支え、軸の回転で扉の開閉機能を果たす金物です。扉の大きさや重量によって使い分けます。ドアクローザとヒンジも扉が開閉できるようにするための部品ですが、比較的重量がある建具に用いられることが多く、住宅用の建具に用いられる場合は玄関建具に使用するケースが多いようです。 引戸には引手、戸車、レール、引戸用クローザ、ドアハンガーなどの金物が使われます。引手は扉の手掛りとして使われます。戸車やレール、引戸用クローザ、ドアハンガーは扉の開閉のための金物です。襖や障子には敷居すべりを用いることもあります。

建具に使用する丁番

既製品の木製建具価格

既製品は、品番さえ明らかなら、メーカーカタログで設計価格等を確認することができます。なお、設計価格には、建具本体、標準枠、標準レバーハンドル(または標準引手)、丁番などが含まれています。工務店では、この定価に対して、値引きされた価格を見積書に掲載していますが、値引きの幅は、メーカーや工務店によって異なります。
注文品は、室内のフラッシュ戸や障子、襖などで多く見られます。ただ、材質や仕様によってかなりの値幅があり、標準価格を決めるのが難しい資材です。障子や襖には、芸術品の範ちゅうに入るような加工を施したものもあり、それらは大変高価です。一般的な木製建具は、スプルス材と合板を使用することが多く、比較的安価です。

玄関ドアの種類

障子の種類

襖(ふすま)の種類

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